まだ海外旅行保険ではないとしても

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お客さまと友人としても良い関係を築き、顧客満足度を高めることを最重視する私にとっては、加入してくれれば誰でもいいわけではなく、「一生お付き合いをさせていただきたいと思える人をお客さまにする」という基本方針は絶対に崩すことはできません。 「幸せ度は付き合う人間関係で決まってしまう」この言葉を、仕事とプライベートの境を設けにくい生保セールスに当てはめると、「どんな方をお客さまにできるかで、仕事の楽しさや喜びは大きく変わっていく」となります。
しかも保険セールスの場合は、ご加入いただいてからが本当のお付き合いです。 「保険のお客さまだからフォローする」ということではなく、逆に、一生お付き合いをさせていただきたいと思える人をお客さまにできたら幸せです。
今の私が不特定多数の方々に対してダイレクトメールを発送しないのは、そういう理由があるのです。 当時、私は、社内コンテスト中は週一回ほどの割合で、自分の進捗状況をお客さまに報告していたのです。
「今何位です」と。 お客さまにとっては別に私が何位になろうが関係ないはずなのですが、多くの方が応援してくださり、紹介もいただくことができました。
「この人は会社の中で上位3番に入っているんだよ」と誇らしげに仰ってくれた方もいました。 当時はまだ二十代で、そういう一生懸命さを出しても自分が恥ずかしくない時期でした。
今思うと、中には冷ややかに見ていた方もいたと思いますが、お客さまの年齢層が自分と近かったこともあって、「頑張れよ!」と応援してくれたのかもしれません。 そう思うと、やはりこの仕事は、お会いした時点からいかに土台の良い人間関係を築くかが大事だと思います。
これは厳密には既顧客マーケティングとはいえませんが、新人時代の話も読者の方のお役に立てばと思い書くことにします。 入社2年目の社内コンテストを終えた後、ある同級生に、「おれ、あんなに手紙をもらったのは初めてかな」といわれました。
「あれだけもらっちゃうと協力しなくちゃ、と思うよ」と。 スキルよりも大切なことがある逆に、この関係がないと、いくら営業スキルを駆使しても売れるのはそのときだけであり、継続して紹介をもらえるようにはなれないので、新しいマーケットを創出していくのも難しくなります。
だから不満やストレスが溜まってしまうこともあります。 そうした人間関係を築けていないから必要以上に営業スキルや、スマートな活動にこだわるのかな、とも思います。

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